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ガスクロマトグラフィの検出器の選択問題について

なぜか頻出のガスクロマトグラフィの検出器を選ばせる問題。実務で憶える必要はなく、実際に使う時になって調べたりメーカーの人と相談して決めたら良いと思うのだが、出るんだから仕方ない。おぼえていきましょう。

大体、出るのは以下の4つ。

1.熱伝導度型検出器(TCD)

2.水素炎イオン化型検出(FID)

3.電子捕獲型検出器(ECD)

4.炎光光度検出器(FPD)

このうち、1の熱伝導度型検出器(TCD)はとても汎用性が高くほぼ全てのものが見れるけれども、感度低い(10ppm程度)ので、解答の選択肢からは外してOK

2の水素炎イオン化型検出は、有機化合物の分析に用いられるが、こちらも汎用性が高いのでほぼ解答にはならない。

よって、3,4の2択になることがほとんどじゃなかろうか。

3の電子捕獲型検出器は有機ハロゲン化合物の分析に主に用いられる。例えば、PCBとかダイオキシンとか。

4の炎光光度検出器は、硫黄化合物。特に、硫化水素の分析で主に使われる。

なので、ゴロ合わせでもなんでもないけど、

【硫化は炎、ハロゲン電子!!】

とでも100回くらい唱えておぼえてしまえば、それだけでほとんどの問題は大丈夫だと思います。

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